12月10日(水)に、人権講演会を実施しました。今回は大阪出入国在留管理局の職員が2名、講師としてお越しくださいました。
講演の前半では出入国在留管理庁の概要や職務内容について、難しい内容ではありましたがクイズ形式で分かりやすく紹介され、出入国在留管理庁が目指すのは「共生社会の実現」であることを教えていただきました。
後半では共生社会の実現のために「やさしい日本語」の紹介がありました。「やさしい日本語」とは、難しい言葉を言い換えた、外国の方にも日本人にも理解しやすい言葉を指します。ポイントは「短く・はっきり・ゆっくり・簡単に」で、実際にワークシートを用いて参加者全員で「やさしい日本語」を考える演習を行いました。講師の先生は、「やさしい日本語」には唯一の答えはなく、「相手のことを考えて言葉を考え合うこと」、そしてその言葉を用いて「国籍の違う人たちと交流すること」が大切だと教えてくださいました。最後の「相手のことを考えて言葉を考え合う」という点は、すぐに実践できる大切な姿勢だと感じました。
生徒たちには、この学びをこれからの学校の中だけでなく、社会に出てこそ役立ててほしいと思いました。今回も非常に学びの多い、有意義な講演会でした。
12月23日(火)、全校集会を実施しました。まず表彰式が行われ、10月の「第69回奈良県定時制通信制課程生徒生活体験発表会」で奨励賞を受賞した林滉太朗さんに、校長先生から賞状が授与されました。
校長講話では「優しさ」をテーマに、「優しさは性格ではなく、心の『余裕』から生まれるもの」というお話がありました。自分を責めるのではなく、まず自分自身を振り返り、心を整える。そんな、心に余裕を取り戻す冬休みにしてほしいというメッセージが送られました。
生徒指導部長からは、これまでの振り返りと共に「いじめ」についてのお話がありました。現在、本課程でのいじめの件数は0件ですが、「もし悩みがあれば、一人で抱え込まず先生を頼ってほしい」と伝えられました。また、これまでのポスター作りやHRでの活動を例に、相手の立場に立って想像することの重要性についても再確認しました。最後に、冬休みの生活についての注意があり、年内最後の集会を終えました。